
瀬織津姫の伝説が残り、不動明王の力を祀る市内随一のパワースポットである不動の滝は、市内安代エリアにある桜松神社の最奥に位置しています。神社内入り口付近にある立て札には「滝まで約10分」と記載されていますが、先日撮影でお邪魔させて頂いた時に、動画撮影もさせて頂きましたが、普通に歩くと約6分半程度で最奥の滝まで辿り着きます。周囲をゆっくりと見ながら歩くと10分程度で絶景まで辿り着くことができます。
国道282号線を秋田方面へ行くと、道路沿いに巨大な鳥居

市内を縦断するメイン道路である国道282号線を、お隣の秋田県方向へ車で走っていると、道路沿い右側に超巨大な鳥居が目に入ります。その大きな鳥居が桜松神社へと通じる入り口になります。鳥居をくぐると、小さな川にかかる橋がいくつかありますが、その橋も神社へと誘うかのように、鳥居と同じ朱色に彩られています。
鳥居をくぐり抜けたその瞬間から、桜松神社に宿る大きな力に包まれているかのような、そんな不思議な気分になってきます。なんとも言えない、言葉にすることが難しい、そんな雰囲気に包まれながら桜松神社へと向かいます。
神社に到着してすぐに奥へと誘われる空気感に包まれる

車を停車してすぐに目の前に飛び込んでくる風景は、何か巨大な力が働いているかのように、奥へ奥へと誘われている錯覚に陥ります。この荘厳で厳格な力強さを感じてしまう独特の空気感がこの桜松神社には存在しています。さぁいよいよ、瀬織津姫伝説と不動明王の力が宿る滝へと歩を進めて行きましょう。
歩き始めてわずか数分、目の前に見えてくるのはCMにもなった縁結びの木

実はこの不動の滝は数年前に、JR東日本のいくぜ東北シリーズのコマーシャル撮影地になりました。そのコマーシャルの中には滝本体はもちろんですが、この縁結びの木も登場しました。
縁結びの木は根元部分と上の部分の二ヶ所が繋がっており、まるで手を繋いでいるかのような形状になっています。ぜひ大切なお相手やカップルで訪れて、二人で参拝をしてみて下さい。きっと良いご利益が二人に訪れるのではないかと思います。
いよいよ滝本体へ!桜松神社内最奥部で力強い水の音色を奏でる不動の滝

桜松神社には瀬織津姫が祀られており、その神社境内から奥へと進んで行った最奥部、そこには高さ約15mから轟々と猛々しい水の音色を奏でる不動の滝がまるで鎮座して待っていたかのように我々を迎えてくれます。日本の名滝百選にも選ばれているこの不動の滝の左岸(滝に向かって右側)に、1934年(昭和9年)に石彫の不動明王像が不動堂に安置されました。
八幡平市に旅行に来られた際にはぜひこの地に足を踏み入れて頂き、大きな加護とご利益をその身に受けて行っても良いのではないでしょうか。美しさと力強さが同居した不動の滝へぜひお越し下さい。
※今回の撮影機器:写真→SONY製ミラーレス一眼 α7 Ⅱ/動画→SONY製スマートフォン XPERIA PRO-I
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